白人優越のKKK復活 移民問題背景と米人権団体

http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070207/usa070207009.htm


 ユダヤ系の米人権団体「中傷反対連盟」(ADL)は6日、一時に比べ活動が下火になっていた白人優越主義の秘密結社クークラックスクラン(KKK)が、移民問題などを背景に最近の数年で息を吹き返し、復活の動きを見せ始めているとする報告書を発表した。

 ADLによると、KKKは米南部の組織との印象が強いが、最近は中西部のアイオワネブラスカ、東部のメリーランドやニュージャージーなど従来は活動が見られなかった各州にまで拡大している。

 ネオナチとの協力関係も強めており、若いメンバーの中にはトレードマークの白いとんがりずきんにガウンを着用しない者もいる。報告書は、KKKが移民問題同性結婚、都市犯罪など「関心を呼ぶ問題」を活用、「驚くべき復活を経ている」と強調した。(共同)

またKKKニュースだ。http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070124/1169740470 以来ですね。

KKKが息吹き返す=移民問題などで不満吸収か−米人権団体調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070207-00000018-jij-int


 【ニューヨーク6日時事】ユダヤ系の米人権団体「名誉棄損と戦う同盟(ADL)」は6日、白人優越主義者の秘密結社クー・クラックス・クランKKK)がヒスパニック系移民の急増や同性愛結婚などの問題をきっかけに息を吹き返し、外国人排斥を主張するネオナチ・グループと手を結んでいると警告する報告書を公表した。 
こっちにもKKKネタありますね。
一番詳しそうなのは
■米白人至上主義集団の活動が活発化と、移民問題に乗じ
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200702070023.html

2007.02.07
Web posted at: 18:55 JST

  • CNN/AP

ニューヨーク――米国を中心にユダヤ人差別などの人権問題に取り組む団体「反名誉棄損同盟(ADL)」は7日までに、白人至上主義集団クー・クラックス・ クラン(KKK)の活動が活発化の兆しを見せ、インターネットへの進出も目立っているなどとする報告書を発表した。

米国内で論議が高まる移民問題などにつけ込んているのが特色で、集会も増加、文書配布も加速している。従来の標的だったアフリカ系米国人に加え、不法移民も多いメキシコ人、ドイツやアイルランド人の移民者の排撃を訴えるスローガンも出ている。移民が米国人の職を奪い、治安を悪化させ、教育現場の混乱も生んでいるなどと主張している。

また、ネオナチなど他の過激派組織と共闘する新たな動きも見られる。KKKは1990年代後半、指導者不足などで構成員の減少に直面していた。だが、昨年は同団体の勢力が伝統的に強い南部諸州での支部復活のほか、ミシガン、アイオワニュージャージー各州でも拠点を得たとしている。

人種差別犯罪を追及する米団体の調べによると、KKKの支部は2000年から05年の間、63%増を記録。他の過激派組織の誕生は33%増だったという。KKKの詳しい実態の把握は困難だが、同団体は米国内の支部数は最大で150、メンバーは最大で8000人と見ている。