米兵が撮影“リアルな戦争”を放送 米テレビ局

http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070213/usa070213000.htm


 ドキュメンタリーを中心とする米テレビ局ディスカバリー・コミュニケーションズがミリタリー・チャンネルで米兵が撮った戦場の映像を放送する。皮切りに14日のバレンタインデーに「オペレーション・Vデー」と名づけた24時間番組を流す。

 同社は国防総省の協力を得て第一線の兵士たちにケーブルテレビや衛星テレビ、インターネットに流すためのビデオを送ってくれるよう説得してきた。

 デービッド・ザスラブ最高経営責任者(CEO)は「ミリタリー・チャンネルのエッセンスは兵士たちのナマの声。兵士たちの目を通して戦争を見たいのだ。そこで何が行われているかを理解するためにきっと役に立つはず」という。

 ミリタリー・チャンネルは2700万の契約ケーブル視聴者と1700万の衛星テレビ視聴者を持つ。イラクなど海外の戦場で兵士たちが戦闘について意見を交換する「コンバット・ゾーン」も放送し始めており、今回の兵士からの応募ビデオはこの内容をいっそう深める意味合いもある。

 ビル・スミア時事担当部長は「兵士たちはパトロール時にカメラを携帯しているから、戦闘そのものは無理でも、敵の爆破物が爆破した直後の映像などは見られるかもしれない。同時性があればあるほど番組はよくなる」と期待する。

 同社はディスカバリー・タイムズ、ディスカバリー・キッズ、ディスカバリー・ホーム、フィットTVのほか科学チャンネルなども持つ。(USA TODAY)

これは戦意高揚的なのか反戦的なのかどちらなんでしょうかよく分かりませんが。