「プーさん」裁判、ディズニー側が敗訴=挿絵作家子孫の版権回復成らず−米

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070218-00000059-jij-int


 【ロサンゼルス18日時事】米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」の原作の挿絵作家E・H・シェパードの孫が同社の後押しを受け、著作権回復を求めた裁判で、連邦地裁は18日までに訴えを棄却した。

 米メディアによると、米国での版権や商品化権は、スレジンジャー家が1930年に原作者A・A・ミルンから取得。その後、版権をディズニー社に貸与したが、スレジンジャー家は91年、版権貸与料の支払いが少ないとして同社を提訴した。

 事業展開を円滑化したいディズニー社は、裁判費用を負担するなど原作者や挿絵作家の孫を支援。30年に締結された契約には不備があったと反撃に出たが、原作者の孫による版権回復訴訟は連邦最高裁が昨年、訴えを棄却していた。

 プーさん商品の売上高は年60億ドル(約7200億円)規模で、ミッキーマウスと並ぶ同社のドル箱になっている。

ディズニーといえばいわずと知れた著作権延長で儲けてる感じがありますが、負けることもあるのですな。