現行の規則はヘッジファンドやプライベートエクイティーが金融システムの安定性を脅かすことを阻止する機能を十分果たしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070223-00000478-reu-int
ウォールストリート・ジャーナル紙ヘッドライン(23日付)


 ★米報告書によると、現行の規則はヘッジファンドプライベートエクイティーが金融システムの安定性を脅かすことを阻止する機能を十分果たしている。

これ↓への反論でしょうか。
■<G7ヘッジファンドの「監視強化」共同声明に盛り込む
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070210-00000068-mai-bus_all


 【エッセン(ドイツ)藤好陽太郎】先進7カ国財務相中央銀行総裁会議G7)で、運用資産が急増しているヘッジファンド問題について、「経済に対するリスクが複雑化し、警戒する必要があり、監視を強化する」との文言が共同声明に盛り込まれた。ヘッジファンドが声明で言及されたのは、99年2月のG7以来、8年ぶり。ただ、規制強化を求める独仏に英米が反対し、具体的な規制策は盛り込まれなかった。

 ヘッジファンド業界は、98年に米大手ヘッジファンドのLTCMが破たんに追い込まれて以降、縮小していたが、ここ数年、再び運用資産が膨らみ、05年末時点で世界のファンドの運用総額は1兆1000億ドル(約134兆円)に達している。

 G7では、
(1)ヘッジファンド破たんが、連鎖的な金融破たんにつながるか
(2)ヘッジファンドが投資家に情報を開示しているか
――などを討議した。議長国のドイツは、ヘッジファンドの行き過ぎた投資活動や経営関与にアレルギーが強く、ヘッジファンド規制を最優先の協議事項としてきた。

 しかし、ヘッジファンドが隆盛な英米は、「ファンドは従来より小型化し、リスクも低下している」と猛反発。結局、ドイツは声明に規制強化を盛り込むことを断念。ファンドへの懸念を共有しつつ、多面的な実態調査などを行うことで一致し、継続的に協議することになった。