「イラク戦争は最初から間違い」 プロディ伊首相批判

http://www.asahi.com/international/update/0417/TKY200704170300.html

 来日中のプロディ伊首相は17日、記者会見し、「イラク戦争は個人的には最初から間違いだったと思う。戦争でテロ状況が悪化することは明白だった」と批判。多国籍の枠組みによる対話と、平和を重視した外交政策の重要性を強調した。

 昨年4月の総選挙で極めて親米的だった前政権から交代した中道左派のプロディ首相は、イラク問題などで米国と距離を置く外交政策に転換。「米国は友好国だが、その決断に全部同意することと必ずしも一致しない」と述べた。

 国連の安保理改革では、「日本とイタリアは友好国だが、立場が違う」と述べ、常任理事国の拡大に反対し、非常任理事国のみを拡大するべきだとの立場を強調。安倍首相との会談でも議論を避けたと話した。非常任理事国として今後2年間、多国籍主義、国連の存在感強化、欧州連合(EU)の外交政策形成の活動に力を入れると話した。

まぁたしかに米国との距離の計り方に、どの国も苦慮してるようですね。

イギリスでもこんな意見
米英の対テロ戦は逆効果=「持続可能な安全」構築を−英シンクタンク
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070411/1176286860
が出てしまうくらいだし。