<経団連会長>中東歴訪を総括「日本側の熱意伝えられた」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070502-00000073-mai-bus_all

 安倍晋三首相の中東5カ国歴訪に同行した日本経団連使節団長の御手洗冨士夫会長(キヤノン会長)は2日夜、最後の訪問国エジプトで、「未来志向の重層的かつ互恵的な関係を構築したいという日本側の熱意を伝えられた」と、今回の訪問を総括した。

 使節団は、資源・エネルギー分野だけでなく、銀行・証券、電機、自動車など幅広い業界から会長、社長が参加し、総勢約180人に膨れあがった。しかし、日本側に具体的な案件があったわけではなく、御手洗会長が強調する「未来志向」のビジネスの可能性を見いだすことが主眼だった。

 したがって、具体的な成果が上がったわけではないが、御手洗会長は「資源・エネルギー分野の連携や、中東諸国における産業の多角化、高度化への協力の可能性について、各国首脳との対話を深めることができた」と強調した。

 御手洗会長が率いる財界訪問団の首相同行は昨年11月のベトナムに次いで、2回目。財界内には「官邸と密着し過ぎると外交を巡る政治的思惑に巻き込まれる」と懸念する声もある。しかし、御手洗会長は「(外交でも)政府と企業は車の両輪」と経団連関係者に話しており、今後も積極的な「財界外交」を展開しそうだ。【内山勢】

うーんなんか長期的な戦略がないっぽい所がいかにも日本らしいですが。
経団連・御手洗会長ら「中東ミッション」、首相訪問に同行
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070424/1177413146
の続きですな。ベトナムについてもここに書きました。