エリザベス女王、16年ぶりに訪米…植民地建設400年で

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070504-00000311-yom-int

 【ワシントン=大塚隆一】英国のエリザベス女王は3日、米バージニア州ジェームズタウンに英国人が北米初の定住植民地を建設してから400年を迎えたことを祝うため、米国を訪問した。女王の訪米は16年ぶり5度目。

 女王は3日午後、夫のフィリップ殿下とともに同州の州都リッチモンドの空港に到着。この後、州議会で演説し、「50年前に訪問した時は入植者の見方から350周年を祝った。しかし、私たちは今、もっと率直に過去を省みることができる。犠牲を伴わずに人間が進歩することはめったにない」と述べ、入植地建設が先住民や黒人奴隷に苦難の歴史をもたらしたことを間接的に認めた

 一方、この50年間で米国が多様性の尊重に向けて「大きな社会変革」を成し遂げたとも強調。「(人種の)るつぼという比喩はあなた方の国の偉大な強さを示している」と述べた。女王は、先月16日に起きたバージニア工科大乱射事件にも触れ、犠牲者や遺族に哀悼の意を表した。演説後には事件で負傷した学生らに面会した。

日本の謝罪の歴史より、扱い方がうまいのかもしれませんね。