<米国>アルバニア系のテロ計画に衝撃 ニュージャージー州

どれが一番長いのかなとりあえず一番上のやつを。毎日のはウェブ魚拓とりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070514-00000053-mai-int
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070514-00000018-maip-int
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20070514k0000e030082000c.html

 米ニュージャージー州のフォートディックス基地への攻撃を計画したとして先週、イスラム教徒6人が逮捕された事件が地元社会を揺るがしている。6人のうち4人が旧ユーゴスラビア出身のアルバニア系だったためだ。ユーゴ紛争で北大西洋条約機構NATO)を主導した米国は、アルバニア系住民保護を理由にコソボ自治州空爆した。「憎まれるはずのない」相手からのテロ計画発覚に現地は衝撃が広がる。【米フィラデルフィア小倉孝保

 米司法省によると、逮捕されたのは
 ドリタン・ドゥカ(28)
▽シャイン・ドゥカ(26)
▽エルジビル・ドゥカ(23)の兄弟と、アブドラフ(24)
▽シュネワル(22)
▽タタル(23)の各容疑者。

 ドゥカ3兄弟とアブドラフ容疑者がアルバニア系で、他の2人はそれぞれヨルダン、トルコの出身。ドゥカ兄弟は不法滞在者でアブドラフ、タタル両容疑者は滞在許可を所有し、シュネワル容疑者だけが米国籍を持つ。

 アルバニア系の4人が暮らしていたニュージャージー西部のチェリーヒル地区は大きな一戸建てが建ち並ぶ緑豊かな住宅街だ。3兄弟の自宅近くの主婦、メアリーさんは「地域からテロ計画の容疑者が出たことはショック」と疲れた様子だ。

 住民らによると、同地区ではイスラム教徒は少なく、近くにモスク(イスラム礼拝堂)もない。しかし、地元メディアによると、かつて9割を超えていた白人キリスト教徒の割合は80年代以降にイスラム系など移民が増えたため現在では7割強になったという。

 チェリーヒルから車で約10分のペンシルベニア州フィラデルフィア。シュネワル容疑者がかつて通ったモスク「アルアクサ・イスラミック・ソサエティー」がある。

 金曜日(イスラムの休日)の11日、礼拝に来たアラブ系米国人コミュニティー責任者、マルワンさん(46)は「イスラム教徒も、平和に暮らせる社会を望んでいる。モスクには過激な指導者はいない」と地元のイスラム社会が容疑者らの思想形成に関係したことを否定。

 アルバニア系移民のジャミールさん(60)は「米国はアルバニア人に悪いことは何一つしていない。米国に敵意を抱くはずがない」と語った。事件の背景は謎だという。

 連邦警察は1年以上前から6人の行動を監視していた。アルカイダなど国際テロ組織との関係は明らかではないが、11日にはニュージャージー地裁で予備尋問が行われ、6人の拘置延期が決まった。傍聴席からすすり泣く家族の声が聞こえた。尋問終了後、アブドラフ容疑者の父親は「頭が混乱している」と短く語った。

 米国は99年、旧ユーゴ・セルビア人の迫害からアルバニア系住民の保護を名目に、国連決議なしにコソボ空爆した。またアルバニア難民を自国に受け入れ、収容先としてフォートディックス基地も利用された。最近では米国はセルビアコソボ自治州の独立を支持している。同基地攻撃計画はパレスチナイラク問題で対米感情の悪化するアラブ過激派によるテロ計画とは違うため、米国メディアの関心が集まっている。

たしかになんでなんでしょうねぇ。ここら辺は複雑すぎて分かりづらいです。
「米軍基地攻撃を計画の過激派逮捕」と検察当局
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070512/1178937333
この続報ですね。