難民追放は外交努力不足、アフガンで外相の不信任案可決

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070512id21.htm

 【イスラマバード=佐藤昌宏】アフガニスタン下院は12日、「政府の外交努力の不足により、イランから多数のアフガン難民が追放されている」などとして、スパンタ外相の不信任案を賛成多数で可決した。憲法規定により、外相は同日付で罷免された。

 この問題では、アクバル難民相の不信任案も10日に可決されている。

 約200万人のアフガン難民を抱えるイランは、2008年3月までに不法滞在している難民をすべて国外に追放すると発表。4月下旬に追放を開始し、国連難民高等弁務官事務所によると、5月8日までに5万2000人以上がアフガンに追い返された。

(2007年5月12日20時50分 読売新聞)

追い出したのがイランで、アフガンの政治家が不信任案を出されるのも変な気がしますが、イランが追い出さないように努力するべきだったということなんでしょうな。イランとアフガンの関係もうまく行ってないんでしょうか。