イラン大統領「祖国に投資を」、ドバイで呼びかけ


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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070514AT2M1400514052007.html

 アラブ首長国連邦(UAE)を初訪問したイランのアハマディネジャド大統領は13日、経済都市ドバイで数百人のイラン人ビジネスマンに「祖国へ投資を」と呼びかけた。大統領はビジネスマンとの集会で通信、自動車など国営企業の半分を民営化する計画を説明。「みなさんに民営化株を買ってほしい」と述べ、国連や米国の制裁で打撃を受けるイラン経済再建への参加を呼びかけた。

 裕福なイラン人は通常、資産の多くをUAEなどの外国に保有。UAEでは40万人以上のイラン人が暮らしている

 アハマディネジャド大統領はこれに先立ち、首都アブダビでUAEのハリファ大統領と会談。ハリファ大統領は会談でアハマディネジャド大統領に「中東の緊張を除く必要がある」と述べ、イラン核開発問題などを巡り米欧を過度に刺激する言動を暗にいさめたとみられる。(テヘラン=加賀谷和樹)(10:52)

日欧などにイランとの取引自粛を要請 米国務次官
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070323/1174647021
液化天然ガスオーストリアがイラン産輸入に合意
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070426/1177598251
イラン制裁で邦銀に協力要請・米財務次官
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070511/1178906703

という感じでアメリカもEUもイラン投資に自粛ムードらしいので必死なのでしょうな。

国富消尽―対米隷従の果てに

国富消尽―対米隷従の果てに

によると

2004年12月に日本経済新聞社と米国の戦略国際問題研究所(CSIS)が共催した「ブッシュ再選後の世界と日本」というシンポジウムを聴きに行ったときのことです。米国側は元国務次官や元大統領次席補佐官などが出席し、日本側のパネリストのなかに外務省OBの岡本行夫氏がいらしたのですが、その岡本氏が討議のなかで意外な発言をなさったんです。

米国側のパネリストがさんざんイランをこきおろしたあとで、岡本氏が「日本はイランを普通の国だと思っている。日本とイランは友好関係にある。もしアメリカが日本に、イランに対する強硬路線に同調しろと迫るなら、もう日本はついていけない」と断言したのです。

会場は一瞬、静まり返ったあと、万雷の拍手が沸き起こりました。米国側のパネリストは全員苦々しい顔で押し黙っていました。司会者は日本経済新聞編集委員でしたが、大慌てで火消しに努め、話題を転じていました。何日か経って日本経済新聞にそのシンポジウムの特集記事が出ましたが、その部分は全部カットされていました。

ということなのですが、なにか遠い昔の事のような気がしてしまいます…

まぁこういう記事があることも忘れてはいけないわけですが。
<イラン拘束>米シンクタンクの女性研究者、理由不明のまま
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070511/1178890156

中東 : イラン:少数民族に対する人権侵害の悪化 投稿日時: 2007-3-1 20:16:12
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=266

アムネスティ・インターナショナルは、イランのアゼルバイジャン人、クルド人、バローチ人やアラブ人などの、少数民族への継続的な人権侵害を非常に懸念している。この2週間で、イランのアゼルバイジャン人の言語・文化権利活動家数百人が、母語による教育を認めるよう要求して逮捕され;クルド人権利活動家が拘禁され、デモ参加者が負傷、殺害され;2007年2月14日の爆破事件の容疑をかけられたバローチ人は拘束からわずか5日後に処刑された。

イランの少数民族に対する制約が厳しくなったことを受け、イラン憲法および国際法に定められた言語と文化の権利を法律上及び運用上すべてのイラン国民に保障し、それらの権利のために平和的なデモ行動ができるよう、アムネスティはイラン政府に対し求めた。イラン政府は、警察とその他の法執行機関が過度の武力行使を行わないこと、全ての収容者が拷問及び虐待から保護されること、拷問やその他虐待、過度の武力行使や治安部隊による殺害に関する全ての報告について、迅速かつ完全な独立した調査を行い、結果を公表することを保証すべきである。虐待に関与した疑いのある者は、国際基準に沿った迅速かつ公平な裁きを受けさせ、また、死刑が適用されないようにしなくてはならない。
(ry