ベトナム 国会選挙行う 一党支配の「追認投票」のまま

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070521-00000003-maip-int

20日、ベトナムハノイ中心部の投票所で1票を投じるマイン書記長=藤田悟撮影

 【ハノイ藤田悟】ベトナム国会(1院制、定数500)を選ぶ5年に1度の選挙が20日、行われた。876人の候補者のうち、150人が非共産党員、30人が党や政府機関の推薦を受けない自薦候補だが、いずれも党による一定のお墨付きを得た候補で、共産党の一党支配は揺るがない構造だ。民主的選挙をアピールする党・政府の宣伝とは裏腹に、一党支配の「追認投票」色を帯びた実態は変わらない。

 今回の選挙では、微妙な潮流の変化があった。前回は13人(当選者2人)だった自薦候補が200人以上に上り、強固な一党支配からの脱皮に向かう可能性をにおわせた。しかし、候補者査定で自薦候補の数は最終的に30人に絞られ、「自由選挙」への道は後退した。

 選挙の形骸化イメージを改革するため、選管当局は「競争原理を高める」として前回より117人多い候補者を認定し、過去最多となった。

 ベトナム政治に詳しい専門家は「選挙は儀式に過ぎないが経済が好調なので国民の不満が高まっていない」と分析する。

 開票結果判明までは約1週間かかる見通し。

まぁ民主化はいまいちでも経済はそこそこと。
月刊ベトナム株情報
http://www2.uwg.co.jp/vietnam/viet_stock.html
によるとベトナム株価は3,4月2ヶ月続落だそうですが。