気候変動対策で国家計画=先進国との区別強調−中国

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070601-00000222-jij-int

 【北京1日時事】1日の中国中央テレビによると、中国の温家宝首相は5月30日に開いた国務院(中央政府)常務会議で、温室効果ガス排出の抑制など気候変動対策の原則、目標、政策措置を盛り込んだ国家計画を承認した。

 地球温暖化への取り組みが主要議題となるハイリゲンダム・サミット(主要国首脳会議)を6日に控え、開発途上国最大の温室効果ガス排出国である中国として積極姿勢をアピールしたとみられる。サミットで開かれる途上国との対話会合には胡錦濤国家主席が出席する。

 計画は、気候の変化に国境はなく、変動への対処は国際社会の共通の課題だと強調。工業中心の経済構造の転換、エネルギー節約、再生可能エネルギーの開発、人口増加の抑制など一連の措置を講じるとしている。

 また、「共同だが区別のある責任を取る」として、温室効果ガスの排出削減は先進国が主導すべきだとの従来の主張を繰り返した。

米↓に続いて
<サミット>米が温室効果ガス半減目標盛り込みに抵抗か
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070515/1179177090
中国も独自案なんすかね。

CO2排出量の伸び3倍に=2000年以降−米研究機関調査
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070522/1179833582
というのもありましたが。