更迭は自らの意思で…米・統合参謀本部議長が講演で吐露

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070617-00000411-yom-int

 【ワシントン=五十嵐文】ブッシュ米大統領が更迭を決めたピーター・ペース統合参謀本部議長が、自主的な退役を拒否し、あえて更迭される道を選んでいたことが明らかになった。

 14日夜に議長がバージニア州で行った講演の記録によると、議長は5月中旬、ゲーツ米国防長官から米上院での再承認取り付けが困難な見通しになったと告げられ、自主退役を打診されたが、「自ら戦場を去ってしまったと、イラクにいる兵士に思わせてはならない」として拒否したという。

 講演で議長は、40年前のベトナム戦争で米軍が撤退を余儀なくされた経験に言及。「(当時)少尉だった私に従って命を落とした兵士を戦場に置き去りにした。(その時から)必要ないと言われるまで国に奉仕すると心に決めていた」と述べ、任期が切れる10月1日まで職務を全うする考えを強調した。

まぁなんとなく気になっているペース議長↓
ペース議長退任へ 後任にマレン氏 米統参本部
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070610/1181607556
ですが、まぁ反米的な僕ですが、信念を持った方だったようですね。しかしベトナム戦争から、もっと学べなかったのかという気はしますが。