米、軍事転用可能なハイテク製品の対中輸出規制を強化へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070618-00000732-reu-int

 [ワシントン 15日 ロイター] 米国は、軍備増強が急ピッチで進む中国向けの軍事転用可能なハイテク製品輸出規制を強化する。米商務省関係者が15日、明らかにした。19日に関連の規則が施行される。

 この規則では、認定を受けた中国企業は個々にライセンスを取得しなくても米国から多くのハイテク製品を輸入できる「優良顧客」制度も盛り込まれたという。

 同関係者は匿名を条件に記者団に対し「中国の軍備近代化は急速でその実態は不透明なため、他の国と同様米国もそれに対する防衛策を慎重に講じる必要がある」と述べた。

 米国防総省および情報機関の当局者は、2007年の中国の実質的な軍事関連総支出は850億─1250億ドルになると見込んでいる。この数字は、中国が公表している450億ドル(前年比17.8%増)を大幅に上回る

米、対中輸出規制を強化へ=航空機、衛星通信など20品目−ロイター報道http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070616-00000035-jij-int

 【ワシントン15日時事】ロイター通信は15日、米政府が軍事転用可能なハイテク製品の対中輸出規制を強化すると報じた。来週から適用する。航空機や衛星通信システムなど20品目が禁輸の対象になるが、汎用コンピューターや半導体などは除外されたとしている。

 中国政府はハイテク輸出規制の緩和を求めているが、中国の軍事力台頭を懸念する米議会では規制強化の声が強まっていた。

とかもありましたね。まぁアメリカが2007年の中国の軍事費を850億-1250億ドルになると見込んでいるというあたりが重要でないかと。