イラク人虐待で「虚偽答弁」=元米少将、ラムズフェルド氏を批判

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070619-00000051-jij-int

 【ワシントン18日時事】イラク駐留米兵によるアブグレイブ刑務所でのイラク人虐待の調査を担当したアントニオ・タグバ元陸軍少将は18日までに、米誌ニューヨーカーのインタビューに対し、当時のラムズフェルド国防長官が虐待の事実を把握しながら、議会で「知らなかった」と虚偽の答弁を行うなどして責任を逃れようとしていたと厳しく批判した。

嘘なんすかねー。まぁ明らかにはならないんでしょうけど。

2004/08にはこんな記事がありました。
イラク人虐待、情報部員ら37人関与 米軍調査チーム
http://www.asahi.com/international/update/0826/003.html

 イラクアブグレイブ刑務所で起きた虐待事件で、同刑務所を担当していた軍情報部門の関与を調べていた米軍の調査チームは25日、情報部員、憲兵隊、民間請負業者の計37人が44件の虐待に直接関与したほか、11人が虐待の情報を知りながら報告を怠ったと発表した。赤十字国際委員会の調査を逃れるため、少なくとも8人を捕虜登録せずに「ヤミ収容」していたことも判明した。

 37人の内訳は情報部員23人、憲兵隊10人、民間請負業者4人。同刑務所は、陸軍第800憲兵旅団と205情報旅団が担当していたが、情報旅団を中心に両旅団とも虐待にかかわっていたことが判明した。米軍は憲兵隊の関与についてタグバ少将が3月に調査報告書をまとめていたが、情報部門を含む虐待の全体像が今回、初めて判明した。

 虐待事件の米軍による調査はこれで終結したが、ヤミ収容者問題については、国防総省、米中央情報局(CIA)による内部調査が進められる見通しだ。

 虐待の原因については、兵士個人の違法行為、規律や指導力の欠如を挙げ、組織的な指示に基づくものではなかったと結論づけた。虐待行為の大半は正規の尋問とは別の際に起きていた。

 調査チームは、情報旅団を率いていたパパス司令官(大佐)について、虐待を知りながら適切な措置をとらなかったとして訴追の対象になり得るとの見方を示した。イラク駐留米軍のサンチェス司令官についても、刑務所の憲兵が不足している状態などを放置していたとして対応を批判した。

 軍法会議では、これまで憲兵隊7人が訴追されただけで、今後、残る30人のほか、報告を怠った11人らについて、軍法会議などで訴追対象になるものとみられる。

 アブグレイブ刑務所を含め、イラクアフガニスタン全体の米軍の虐待問題については、ラムズフェルド米国防長官が指名した独立調査委員会が24日に発表した最終報告書で「複数の場所で広範に行われた」と結論づけている。今回の調査結果と合わせ、ラムズフェルド長官ら国防総省高官の監督責任が改めて浮き彫りになった。

(08/26 11:56)

改めて浮き彫りになってどうなったのかいまいち分かりませんが。