F22情報提供 イージス事件の調査焦点 アーミテージ氏「深刻なら困難」 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070624-00000008-san-int

 【ワシントン=有元隆志】アーミテージ元米国務副長官は23日までに産経新聞に対し、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)の有力候補である最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの日本への情報提供について、海上自衛隊イージス艦の中枢情報を含む情報漏えい事件が深刻な場合、困難になるとの見方を示した。日本側は来夏までの機種選定に向け早期の情報提供を求めるが、米政府内にも同様の認識が出てきており、事件の行方がFXの機種選定に影響を与えることになりそうだ。

 F22Aの輸出は米軍事歳出法で禁じられ、米政府は情報開示も認めていない。アーミテージ氏は「個人的には日本が情報を閲覧できるようにすべきだ」と述べた。ただ同時に、海上自衛隊第1護衛隊群(横須賀市)所属の2曹がイージス艦の中枢情報を持ち出した事件の調査を完了する必要があると指摘。「深刻でなかったら別だが、調査の結果、昭和62年の東芝の子会社、東芝機械のココム(対共産圏輸出調整委員会)規制違反事件のようだったら、事態は異なったものになる」と語った。

 4月末の日米防衛首脳会談で、久間章生防衛相は、F22Aの詳細な性能情報の提供を求めたが、ゲーツ国防長官は「情報保全防衛省のみならず日本政府全体の課題だ」と述べるにとどまった。在日米軍のライト司令官も22日の日本記者クラブでの会見で、漏えい事件は「非常に深刻な安全保障上の問題」と指摘した。

 アーミテージ氏らは2月に発表した「2020年までの対日戦略に関する報告」で、米国が航空自衛隊に対し、F22Aなど「最新鋭の戦闘機システムを利用できることを保証するよう努めるべきだ」と求めた。

 米下院は昨年、F22Aの輸出を禁じた軍事歳出法案オービー条項を削除したが、上院では削除されず、両院協議会で、条項の継続が決まった。

 防衛省はF4戦闘機の後継機の選定対象を、F22Aのほか、F15FX、FA18(以上、米国)、F35(米英など)、ユーロファイター・タイフーン(英独など欧州4カ国)、ラファール(フランス)の6機種に絞り込んでいる。

軍事も詳しくないんですがたとえラプター買っても日本人には整備もさせてもらえないとか友人は言ってましたが。
F22とかよくわからないまま何回か書いてますが。
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070503/1178199989
では防衛にもラプターが必要だとか。

【コラム】もし世界最強F22が日本に配備されたら…
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070220/1171984589
とかもありましたね。