アルカイダのナンバー2が、「ハマス支持」を表明

http://www.asahi.com/international/update/0626/TKY200706250413.html

 国際テロ組織アルカイダのナンバー2、アイマン・ザワヒリ容疑者がイスラム過激派ハマスを支持する音声声明が25日、インターネット上に掲載された。

 声明は「今日から我々はハマスを含むパレスチナの聖戦士たちを支持しなくてはならない」と強調。シャルムエルシェイクでの会合を念頭に「エジプトなども加わる攻撃に対し世界の聖戦士は結束せよ」と呼びかけた。

 ザワヒリ容疑者はこれまで、ハマスの昨年の総選挙参加や今年3月のファタハとの統一政権づくりを非難してきたが、パレスチナ自治区ガザの制圧後、孤立を深めるハマスを支持する方針に転換した形だ。

まぁ今まではアルカイダパレスチナの勢力ってあまり協調関係にありませんでしたから、これからどうなるんでしょうね。

前は
ザワヒリ容疑者、ハマスの挙国一致内閣を非難
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070314/1173904752
とか、もっと前だと、
2006/06
アルカイダザワヒリ副官、パレスチナ住民投票の拒否促す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060610-00000721-reu-int

 6月9日、アルカイダザワヒリ副官は、パレスチナ人に対しイスラエルの存在を認めるかどうかを問う住民投票を拒否するよう訴えた。写真は8日、住民投票に反対するデモ(2006年 ロイター/Ahmed Jadallah)  

 [ドバイ 9日 ロイター] アルカイダザワヒリ副官は、カタールの衛星放送アルジャジーラが9日放映したビデオテープで、パレスチナ人に対しイスラエルの存在を認めるかどうかを問う住民投票を拒否するよう訴えた。

 「(イスラム教徒に対し)いかなるパレスチナ住民投票も拒否するよう求める」と述べた。

 ザルカウィ容疑者を称えている一方、死亡には言及していないことから、ビデオテープは同容疑者死亡前に撮られたとみられている。
(ロイター) - 6月10日13時5分更新

とか、
2006/04
ハマス「米欧と良い関係を」ビンラーディン声明に困惑
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060424id02.htm

中東情勢

 【エルサレム=三井美奈】国際テロ組織アル・カーイダの最高指導者ウサマ・ビンラーディンとされる人物が23日、イスラム原理主義組織ハマスが主導するパレスチナ自治政府への米欧の援助停止を非難したことに対し、ハマス報道官は同日、「我々とビンラーディンは全く違う」と記者団に述べ、距離を置いた。

 カタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」が放送した録音声明で、この人物は、米欧の援助停止を「十字軍による対イスラム戦争」と位置づけ、ハマスに圧力をかける欧米に対し、イスラム圏全体の怒りをあおろうとした。

 だが、ハマスは「民選された政権」と自身の正統性を主張、米欧に対話を呼びかけている最中で、アル・カーイダの援軍は“ありがた迷惑”なのが本音。報道官は、援助停止への不満を訴える一方、「米欧とは良い関係を作りたい」と繰り返した。

(2006年4月24日13時53分 読売新聞)

とか。まぁ米欧とよい関係を作れなかったと結果が出てしまいましたから、これからはハマスアルカイダの微妙な反発も変わるかもしれませんね。