【香港Xファイル】「香港は共産党の窓口」CIAリポート

7月2日12時0分配信 NNA

中国共産党とのつながりを探るため、米国の中央情報局(CIA)が香港にスパイを送り込んでいた――。1973年当時のCIAリポートが27日、米国で公開された。

28 日付サウスチャイナ・モーニングポストによると、カオス計画(米国内過激派グループに関する情報収集を目的とした計画)の下、海外の共産党グループについての情報収集を目的とした大々的なスパイ養成が行われていたことが明らかとなった。CIAや米国連邦捜査局(FBI)、民間からの選りすぐりたちはスパイ教育を受けた後、中国やキューバ、旧北ベトナム旧ソ連北朝鮮などの共産国フェダイン(イラクサダム・フセイン前大統領直属の治安部隊)支配下アラブ諸国へ派遣され、米国の政治活動家や民間人に影響を及ぼす共産主義勢力についての情報収集に努めていたという。

香港はパリ、ストックホルムダルエスサラームタンザニアの首都)などと並んで「重要活動拠点」とみなされており、同リポートには「中国共産党活動の情報収集において重要任務を果たした」を記されている。同リポートは702ページ分あり、「1973年5月作成」と記されている。<香港>

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香港Xファイル

最終更新:7月2日12時0分

CIAが秘密文書を公開へ、海外での暗殺計画も…米紙報道
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070623/1182562137
の関連なのかCIA関連の記事結構出てますね。こちら↓もドゾー

ベトナム戦で米に余裕なし」=60年代、北の挑発分析−CIA機密報告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070702-00000084-jij-int

 【ワシントン2日時事】1960年代後半、ベトナム戦争が拡大する中、北朝鮮金日成首相(当時)は、米国が朝鮮半島で軍事行動を起こす余裕はないと見越し、特殊部隊による青瓦台(韓国大統領官邸)襲撃や米情報収集艦「プエブロ号」拿捕(だほ)など挑発行為を仕掛けた−。米中央情報局(CIA)が当時の北朝鮮の行動をこう分析していたことが、2日までに機密指定を解除されたCIAの報告書で明らかになった。

 68年11月26日付のこの報告書は「金日成の新たな軍事的冒険主義」と題され、「最高機密」扱いとなっていた。