イラク攻撃、ヒズボラ戦闘員が関与 「イランが糸」米が非難
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070703-00000005-san-int
【カイロ=村上大介】イラク駐留米軍のバーグナー報道官(准将)は2日、バグダッドで記者会見し、イラン革命防衛隊がイラクのイスラム教シーア派武装組織を支援しているばかりでなく、レバノンの親イラン・シーア派組織ヒズボラ(神の党)を使って、具体的な米軍への攻撃計画の糸を引いていると非難した。
同報道官は、今年1月にイラクのシーア派聖地カルバラで起きた政府建物への攻撃を例に挙げ、「イラン革命防衛隊が具体的に計画に関与していた」と指摘。さらに、3月に南部バスラで拘束されたヒズボラのメンバー、アリー・ダグドゥーク容疑者(レバノン人)がイランの要請を受けてイラク国内での複数の攻撃やイラン国内でのシーア派武装組織の訓練に関与していたと主張した。
同報道官によると、ダグドゥーク容疑者は昨年5月、ヒズボラ指導者から革命防衛隊司令官に会うよう指示を受け、イラン入り。テヘラン郊外にある3カ所の訓練基地で革命防衛隊とともに、イラクのシーア派反米強硬派指導者サドル師の民兵マフディー軍から離脱した「過激勢力」の訓練に当たったという。
米軍は、革命防衛隊の狙いが、イラク南部にレバノンのヒズボラと同様な組織を作り上げることにあるとみている。
米国はこれまで、イランがイラク武装組織に資金や武器供与の支援を与えていると非難してきたが、イラク国内での攻撃やテロにイラン革命防衛隊やヒズボラが直接関与したと具体的に主張したのは初めて。同報道官は、イランの最高指導者ハメネイ師が直属の革命防衛隊のこうした活動を知らなかったはずがないとも指摘した。
■アメリカのイラン非難まとめ。2007/02〜
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070623/1182583975
を書きましたがまた増えましたね。今回は『証拠がある』とは言わなかったんですかね。初めてといえば、タリバン支持非難の初めてはこちら↓です。
■イラン部隊がタリバンに兵器供与=「証拠ある」と米高官
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070614/1181828761