今後20年間、労働人口は65%以上を維持

http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200707030375.html
まぁ人民日報なんですが。

 中国社会科学院の発表した研究報告によると、中国の労働力はこれから不足傾向になり、2009年にこれまでの労働力過剰から不足へと転換する見込み。

 これに対し、労働・社会保障部、労働科学研究所の遊鈞所長は「労働力はやはり多い」とし、次のように述べた。 

 長期的に見ると、60、70年代は人口増加のピークにあたり、現在、および今後20年の労働人口比率が人口全体の65%以上という高比率な状態を形成した。「第11次5カ年計画」(2006年〜2010年)のこの5年でいえば、都市と農村で年平均2000万人の新しい労働力が加わり、離職、退職などの状況も考慮に入れると、毎年1000万人の労働力が増えることになる。さらに休職中の失業者などの人口を加えると、毎年新たに就職を必要とする人数は2400万人にも及ぶ。一方で需要は、毎年8%〜9%の経済成長率を維持していれば、毎年800〜900万の雇用が必要となる。これに自然な労働力の減少を考えると、年間約1200万人の雇用があり、差し引きで年間約1200万の労働力が余ることになる。特に農村部の余剰労働力は1億2000万人以上ある。我々の判断では、しばらくの間労働力が足りなくなることはなく、労働力市場は供給過多となるだろう

供給過多ってことは失業者が出るってことですよね…
【中国】“大卒就職難”鮮明に、Q1の人材需給
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070511/1178880899
の内容とはあってますが、それでいいんすかね。共産主義の国では働きたくても働けなくなる事より、働くべき人が働かなくて労働力が足りなくなることの方が怖いんですかね。