<中南米>電線など金属盗多発…停電や電話不通 価格高騰で

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070708-00000044-mai-int

 【メキシコ市・庭田学】世界的な金属価格の高騰で、中南米諸国で電線などの盗難が相次ぎ、停電や電話不通などの被害が出ている。AP通信によると金属スクラップの輸出を禁止したり、「電線切断をやめよう」とテレビコマーシャルを流す国も現れた。

 銅を産出していないカリブ海の島国ドミニカ共和国では、今年の銅輸出量が288トンに達した。電線や電話ケーブルの盗難で輸出が増加したとみられている。相次ぐケーブル盗難で同国では電力・通信網が寸断される事態が発生。5月には首都サントドミンゴで電線300メートルが盗まれ、広範囲に2時間停電した。

 ブラジルでは6月、元サッカー選手、ペレさんのブロンズ像の両腕が切断された。金属窃盗団の犯行とみられている。ジャマイカでは鉄道駅から線路が盗まれた。

 南米ガイアナ政府は電線窃盗団が盗品を売りさばけなくするため、金属スクラップの輸出を5月から禁止した。中南米最貧国ハイチでは、テレビコマーシャルで「ケーブル切断をやめて」と国民に呼びかけている。

まぁ日本でも金属の盗難とかありますからどうこう言えませんが。