IMF専務理事候補 元財務相推薦へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070709-00000010-san-int

 【パリ=山口昌子】フランスのサルコジ大統領は8日付の日曜紙ジュルナル・デュ・ディマンシュに掲載されたインタビューのなかで、最大野党である社会党の重鎮、ストラスカン元財務相国際通貨基金IMF)の専務理事(任期5年)候補にフランスとして正式に推薦すると述べた。

 大統領は「ストラスカン氏は(専務理事の)ポストにもっともふさわしい」と述べ、大統領が特別に出席する9日の欧州連合(EU)ユーロ圏財務相会議で正式に提案することを明らかにした。

 国際金融機関のトップ人事に関しては、IMFはヨーロッパから、世銀はアメリカから選出するとの暗黙の了解がある。仏銀行総裁だったカムドシュ氏が1987年から連続3期務めた後、ドイツのケーラー氏、スペインのラト氏が就任したが、ラト氏は6月下旬、任期終了を待たずに今年10月に辞任することを表明した。本国での来年の総選挙に備えるためとみられている。

 一方、大統領は同じ社会党のラング元文化相にも新設の「制度現代化委員会」への委員就任を要請したことを明らかにした。ラング氏は受け入れを表明している。いずれも野党の人材を積極的に登用する大統領の政策の一環だが、“大物”の引き抜きに、社会党は「党の不安定化」を狙った戦略と警戒している。

仏大統領、IMF専務理事の後任にファビウス財務相ら推薦
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070707/1183812178
から一人に絞ったんですな。しかしこちら↑からもリンク貼りましたが、
ラトIMF専務理事の後任に、欧州以外からの人選求める声
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070630/1183206810
は無視ですかね。