イラクの3人に1人は「緊急援助」が必要 NGO報告

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200707310009.html

2007.07.31
Web posted at: 12:00 JST

  • CNN


ワシントン(CNN) イラク人道支援活動を続けている英NGOオックスファムなど2団体は、イラクの全人口の3分の1に近い約800万人が、水や衛生、食料、住居が無い状況に置かれており、緊急援助を必要としているとする報告を公表した。

イラク人道危機への挑戦」と名付けられたこの報告書では、03年の米軍などによる侵攻以来、イラク国民の生活環境は悪化し続けていると指摘。武力衝突や自爆攻撃、暴力事件などの多発で、そうした現実が霞んでしまっているとし、注意を喚起している。

報告によると、緊急援助が必要な約800万人のうち、約200万人が国内で、別の約200万人は国外で、難民となっている。イラクの全人口約2600万人のうち、約43%が「極度の貧困」にあえいでおり、水道などのインフラが未整備の環境で、病気や栄養失調の恐れに直面しながら暮らしている。失業率は50%を超えている。

栄養不足の子どもの割合は、侵攻前は19%だったのが、現在は28%まで悪化。水に不自由している人の比率は、侵攻があった03年の50%から、現在は70%に増えている。

報告は、国際社会による支援拡大の必要性を強調。現地で活動している支援団体のなかには、イラク戦争に関与した国々からの援助を拒むものも多いとし、派兵をしなかったベルギーやカナダ、フランス、ドイツ、スウェーデン、スイスなどに特に支援の拡大を求めている。

国連の貧困半減目標、ほぼ達成へ…中間報告
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070702/1183378892
でも

(ry
中東地域では絶対貧困人口の比率が2倍超になるなど
(ry

と書いてありましたね。しかし日本に支援の拡大を求められていないようで悲しい限りですが。