惨敗は日銀のせい…自民・中川幹事長が“恨み節”

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 参院選自民党敗北は日本銀行のせい――。7日に開かれた政府の月例経済報告の関係閣僚会議で、自民党の中川幹事長が、日銀の福井俊彦総裁に詰め寄る一幕があった。

 中川氏は「参院選では、地方で景気回復の実感がないとの声があった」と切り出し、「理由としては、名目成長率がなかなか上昇せず、(政府の成長率)目標が達成できていないことがある」と指摘。その上で、昨年7月のゼロ金利解除など「日本銀行の政策変更に責任があるのではないか」と、福井総裁に矛先を向けた。

 これに対し、福井氏は「物価安定の下で景気回復を持続させるという目標で金融政策を運営しており、それによって経済のパフォーマンスも成果が上がってきている」と、真っ向から反論。さらに、業種や地域によって経済回復に濃淡があるのは
<1>国境を超えた競争が激しい
<2>原油高などを企業が価格転嫁できない
――という「日本だけでなく先進国、新興諸国に共通」した事情によると強調した。

やっぱり経済は分かってないのですが、これ↑読んでて、これ↓思い出しました、
米雇用喪失の責任、国際競争に負わせるのは誤り=米財務長官
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 8月7日、ポールソン米財務長官、国内の雇用喪失の責任を国際競争に負わせるべきではないとの見解示す。5月23日撮影(2007年 ロイター/Kevin Lamarque)

 [ビリングス(米モンタナ州) 7日 ロイター] ポールソン米財務長官は7日、米議会が国内の雇用喪失の責任を国際競争に負わせ、保護主義貿易の法制化の口実にすることは誤りだとの見解を示した。

 財務長官は、上院財政委員会委員長を務めるボーカス議員(民主党モンタナ州)とともに出席したフォーラムでの準備原稿で「保護貿易主義が強まっており、懸念すべき傾向だ」と指摘。急速に変化する経済状況において、失業や混乱が起こることは異常なことではなく、別のセクターでの雇用創出につながる可能性があるとの見方を示し「貿易に責任を負わせ、保護貿易主義を法制化すれば、事態は悪化するだろう」と述べた。

どうなんでしょうか実際。