軍事情報保護協定を締結=日米の一体化が加速

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070810-00000241-jij-pol

 麻生太郎外相と米国のシーファー駐日大使は10日午後、外務省で、機密情報などを保護する措置を規定する「軍事情報包括保護協定」(GSOMIA)に署名した。海上自衛隊でのイージス艦情報の漏えい事件などを踏まえ、日本に米国と同程度の秘密保護を義務付け、ミサイル防衛(MD)を中心とする高度な機密情報を両国間で円滑に交換できるようにするのが狙い。

もっと詳しくはこっち↓ですね。
海自イージス艦、米が部品供給一時停止…情報流出を懸念か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070811-00000001-yom-pol
…読売新聞の方が長そうなのでそっちの方を、
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070811it01.htm

 弾道ミサイル迎撃能力を備えるため、「スタンダード・ミサイル3(SM3)」搭載型に改修工事中の海上自衛隊イージス艦「こんごう」について、米側が7月、機密性が高い部品の一部を一時的に供給停止していたことが10日、明らかになった

 今年3月に海自隊員によるイージス艦情報の持ち出し事件が発覚するなど、防衛省では、情報漏えい事件が続発している。事態を深刻に受け止めた米側が日本側の情報保全体制の強化を促す措置を取ったものと見られている。「こんごう」の部品提供は、8月6日に再開した。10日に「日米軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」が締結され、「部品提供の停止は、協定の早期締結に向けた圧力だったのでは」との見方が政府内から出ている

 「こんごう」は現在、長崎県内の造船所で改修中。主に日本企業が工事を担当しているが、SM3の機密性の高い部品の取り付けは、米国の企業が行っている。

 防衛省関係者などによると、米側からは、今年7月に入り、弾道ミサイル迎撃に不可欠なソフトウエアや複数の重要部品、さらに取扱説明書などの提供が滞るようになった。米政府当局から明確な理由説明はないという。ただ、米国防総省に近い関係筋は10日、「米政府が日本の情報保全のあり方を憂慮した結果だ。改善がない場合、『こんごう』以降のイージス艦へのSM3搭載は困難になっていただろう」との見方を示した。

 米側が日本側に最優先で対応を求めていたのが、防衛秘密の保全規則を定めるGSOMIAの締結だ。米側は自衛隊と米軍の協力拡大に伴い、2005年から協定締結を求めていた。

(2007年8月11日3時0分 読売新聞)

で、ラプターは…?