<エリトリア>米がテロ支援国家指定を検討 ソマリア紛争で

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070818-00000070-mai-int
毎日新聞も記事おんなじかな。記事は毎日新聞から。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20070819k0000m030046000c.html

エリトリアソマリアの場所

 【ワシントン笠原敏彦】米政府は17日、紅海に面したアフリカのエリトリアが近隣のソマリアイスラム過激派を支援しているとしてテロ支援国家への指定を検討している、と公表した。政情不安が続くソマリアには国際テロ組織アルカイダの幹部が潜伏しているとみられ、米国の対テロ戦争の主要な舞台となっている。エリトリアが実際にテロ支援国家に指定されれば、1993年のスーダン以来となる。

 フレーザー国務次官補(アフリカ担当)が記者会見で発表した。次官補は「我々はまだ(指定に向けた)準備段階にある。エリトリアが態度を変えれば、テロ支援国家指定を回避することは可能だ」と述べ、同国にイスラム過激派への支援を中止するよう求めた。

 ソマリアでは、暫定政府に対するイスラム過激派勢力の武装抵抗が続く。国連監視団は先月、過激派勢力が主にエリトリアからの密輸により地対空ミサイルや弾薬など十分な装備を維持していると報告した。エリトリアは否定しているが、米国にも国連報告を確認する情報があるという

 米国は、ソマリアの一部イスラム過激派がアルカイダと密接な関係を持ち、98年のケニアタンザニアでの米大使館爆破テロの容疑者をかくまっていると主張している。「破綻(はたん)国家」ソマリアアルカイダの拠点化することを警戒し、今年、2度にわたりアルカイダ幹部を狙った空爆などを行った。

 テロ支援国家に指定されているのは現在、北朝鮮、イラン、シリア、キューバスーダンの5カ国。指定されると、さまざまな制裁の対象となるほか、世界銀行国際通貨基金IMF)の融資を受けるのが事実上不可能となり、国際的に孤立が深まる。

毎日新聞 2007年8月18日 19時30分 (最終更新時間 8月18日 23時49分)

先月のエリトリアの報告というのは調べた範囲では見つかりませんでした。
しかし今日の他のエントリ
フセイン元大統領の長女手配 インターポール
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070820/1187604464
では、今後イラクとヨルダンの関係が悪化しそうな感じですし、
パキスタン大統領、方針転換 平和会議出席へ(とその関連記事)
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070814/1187049681
では、アフガンの武装勢力パキスタンの勢力が援助してるのを認めるような発言してますし。アメリカはイラクのことでイラン非難ばかりしてましたが、ちょっとずつ軸足ずらしていく感じですかね。