領有権係争の西沙に「野菜生産基地」…中国が実効支配強化

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070825-00000113-yom-int

 【北京=佐伯聡士】中国とベトナムが領有権を争う南シナ海西沙諸島(パラセル)で、中国政府が拠点の永興島に建設していた「野菜生産技術モデル基地」が完成、人民解放軍駐屯部隊に引き渡された。

 軍機関紙・解放軍報が8月中旬に現地発で伝えた。中国は近年、実効支配の強化に向けて、同島で通信回線や雨水浄化利用システムなどの整備を進めてきたが、同基地の完成により野菜の完全自給に道が開けたことで、生活インフラが一段と整ったことになる。

 同紙によると、高温多湿で空気中に塩分を多く含む同島の厳しい環境では野菜の栽培が困難で、駐屯部隊への野菜供給は本国からの補給に頼り、食料自給が未解決のままだった。

日本も領有権争ってるところありますから、こういうのも気をつけないといけないような。