死刑執行が大幅減少＝五輪控え人権アピール−中国

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007090100298

　【北京１日時事】１日付の中国共産党機関紙・人民日報は、今年上半期の死刑判決・執行件数が大きく減少したと報じた。最近１０年近くで最低という。来年８月の北京五輪を控え、国際社会が批判する大量の死刑執行に慎重姿勢を見せることで、人権面の改善をアピールする狙いだ。
　最高人民法院（最高裁）は今年１月以降、死刑適用を抑制する方針を示し、地方の高級人民法院（高裁）が大きな権限を持った従来の制度を改め、死刑執行を最高裁が一括して許可している。

まぁこれだけ読めば、まだ中国に対していいことが書いてあるようにも思えますが、朝日新聞↓

■死刑「減少」と強調　中国共産党の機関紙・人民日報
http://www.asahi.com/international/update/0901/TKY200709010222.html

　中国共産党の機関紙・人民日報は１日、死刑の適用を厳格化した結果、今年上半期の死刑判決が「明らかに減少した」と報じた。「死刑大国」との批判をかわす狙いがうかがえるが、実際の判決数や執行数は依然として明らかにしていない。

　中国は今年１月、これまで地方の裁判所に委ねる形をとっていた死刑執行の「承認権」を最高人民法院（最高裁）に一本化する新規定を施行した。これを受け、判決数は「下降傾向にある」と同法院の姜興長副院長は同紙に強調した。

　ただし、規定を厳格化したことで冤罪が判明した事案も「少なくない」として、「疑わしきは殺さず」をさらに徹底する必要性も指摘した。中国は死刑判決や執行の統計を明らかにしておらず、国際社会の批判を浴びている。

ぜんぜん駄目じゃんって感じがします。