今回のミャンマー情勢に対するあちこちからの意見

ミャンマー情勢>事態の早期沈静化を望む姿勢…中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070925-00000066-mai-int
毎日新聞の方が長いのでそっち方を。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20070926k0000m030044000c.html

 【北京・浦松丈二】中国外務省の姜瑜副報道局長は25日の定例記者会見で、ミャンマー情勢について「隣国としてミャンマー情勢の安定と経済発展を期待しており、ミャンマー政府、国民が現在の問題に適切に対応していくと信じる」と述べ、事態の早期沈静化を望む姿勢を示した。

 中国政府がミャンマー情勢で公式の反応を示したのは初めて。姜副局長は「中国は他国の内政に干渉しない」としながらも「ミャンマー社会、情勢の安定が保たれることはミャンマー自身だけでなく国際社会の利益にもかなっている」と強調した。

 中国はミャンマー軍事政権が国際的に孤立する中、伝統的な友好国として、欧米諸国によるミャンマー内政への干渉に反対してきた。また、近年は中国の国営石油大手がミャンマーの豊富なエネルギー資源への開発投資を進めている

毎日新聞 2007年9月25日 19時00分

中国は他国の内政に干渉しない
ナ ナンダッテー!!
 Ω ΩΩ
…というのは置いといて。
人権機構・多数決導入で合意=ミャンマー民主化遅れに懸念−ASEAN
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070728/1185625484
でもミャンマーと中国は仲よさそうだと書きましたが、やはり友好国なんですね。

米大統領、国連演説でミャンマー追加制裁表明へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070925-00000302-yom-int
読売新聞の方が長そうなのでそっちの方を
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070925i302.htm

 【ニューヨーク=貞広貴志】ブッシュ大統領は25日に国連総会で行う一般演説で、ミャンマーに対する制裁強化を実施する方針を表明する見通しだ。

 ハドリー大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が明らかにした。大統領は演説で、僧侶を中心とする反政府デモを支援し、「国内の圧力を外からの圧力と組み合わせ、(軍事)政権に変化を強いる」目的を掲げ、国連、加盟国にもミャンマー軍政への対決姿勢を強めるよう求める考えだ。

 同補佐官によると、米政府が新規に実施する制裁は
<1>軍政幹部とその支援者に対する金融制裁の拡大
<2>軍政関係者とその家族に対する査証の差し止め
――などの内容。

 ライス国務長官も24日、ロイター通信との会見で「国際社会は、これまで以上に決然と立ち上がらねばならない。(国連)安全保障理事会は(軍政による弾圧の)継続を許してはならない」と呼びかけた。国務省のケーシー副報道官も、「ミャンマー政権が今後とるべき措置は、国民との真の対話であり民主政府への移行だ」と述べた。

 米政府は2003年に発効した「ミャンマー自由・民主主義法」などに基づき、ミャンマー産品の輸入禁止ミャンマーへの新規投資禁止、軍政幹部の資産凍結などの制裁措置をすでに実施している。

(2007年9月25日11時5分 読売新聞)

ミャンマー当局に自制要請=国連総長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070925-00000027-jij-int

 【ニューヨーク24日時事】国連の潘基文事務総長は24日、ミャンマーでの大規模デモを受けて報道官を通じ声明を発表し、同国当局に「自制を発揮し続けるよう要請する」と述べた。

 潘事務総長はこの中で、デモ参加者の「平和的手法」を称賛するとした上で、「ミャンマー政府がこの機会をとらえ、直ちに全関係当事者との対話に入るよう望む」と表明。さらに、同国の国民和解や民主化促進に向け、仲介努力を強化する方針を示した。

当のミャンマー政権も僧侶側に警告を出してますね。
ミャンマーで軍政による弾圧懸念、僧侶らの抗議デモに警告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070925-00000384-reu-int

 9月25日、ミャンマー軍事政権がデモの中心となっている僧侶らに対する「行動」を取ると警告、弾圧懸念が高まっている。写真は24日撮影(2007年 ロイター)

 [ヤンゴン 25日 ロイター] 過去20年近くで最大規模の反政府デモが続いているミャンマーで、軍事政権がデモの中心となっている僧侶らに対する「行動」を取ると警告し、大量の犠牲者を出した1988年の弾圧が繰り返されるとの懸念が高まっている。

 ロンドンに本拠を置く活動家グループのビルマ・キャンペーンUK」が関係筋の話として明らかにしたところによると、ミャンマーの軍事政権は兵士に対し、頭髪を剃るよう命じたほか、3000人分の僧侶が着る服を用意するよう命じた。

 これらの動きは、抗議デモを続ける僧侶らの中に兵士を忍び込ませ、僧侶らの暴力行為を煽り、軍事政権が弾圧に乗り出す口実を手に入れようとするもの、とみられている。

 8月19日に燃料価格の高騰をきっかけに始まった今回の抗議デモではすでに150人以上が逮捕されたが、今のところ、抗議デモに対して軍や治安部隊が実力行使に出る兆しは見られない。

 しかし、デモ隊が解散した24日夜、国営ラジオは、僧侶らがデモをコントロールできなければ、高僧に対する「行動」に出る可能性がある、との宗教問題担当大臣の発言を伝えた。

そのビルマ・キャンペーンUKの言うことが正しいなら、結構やばめですね。