IMF改革、協議促進要請へ=新興国の発言力向上を−G7

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071011-00000083-jij-pol

 19日にワシントンで開く先進7カ国財務相中央銀行総裁会議(G7)が、国際通貨基金IMF)の改革実現に向け、協議促進を要請する見通しとなった。共同声明に盛り込む方針。改革は急成長を遂げる新興国の発言力を経済規模に見合った水準に引き上げることが柱で、2008年秋までの合意を目指している。しかし、改革で発言力が低下しかねない欧州各国と新興国との間で綱引きが続いており、協議は難航している。

 IMF加盟国の議案投票権は、主に出資比率に応じて配分されるため、出資額が多いほど発言力は大きくなる。06年9月にシンガポールで開いた総会で、経済規模に比べ著しく発言力が低かった中国と韓国、メキシコ、トルコの増資を決定。併せて、ほかの新興国の発言力向上を目指し、加盟各国の出資比率を算出する新たな計算式を作った上で、08年秋までに新計算式に基づく本格増資の実施に合意することも決めた。

良いように変わればいいんですけどね。