サウジ国王がバチカン初訪問、ローマ法王と会談

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071107id01.htm

 【ローマ支局】サウジアラビアのアブドラ国王は6日、バチカンを訪問し、ローマ法王ベネディクト16世と会談した。

 「イスラム教の2大聖地」の守護者を任じるサウジ国王が、バチカンを訪れるのは初めて。ロイター通信によると、会談では、イスラエルパレスチナ紛争や、サウジ国内で宗教活動を制限されているフィリピン人労働者らキリスト教徒の問題が話し合われた。

 バチカンが発表した声明によると、会談は和やかな雰囲気で行われ、宗教間や異文化間の対話の必要性などについて議論された。注目されていた両国の外交関係樹立については、声明で言及されず、議論されたかどうかについても明らかにされていない

 アブドラ国王は同日、ローマでプローディ伊首相とも会談した。

(2007年11月7日12時7分 読売新聞)

サウジ国王はもともと聖地を預かる一豪族で、王になる正当性なんかないというのが、サウジ政権批判者の言い分でしたっけ。イスラム教もキリスト教のようにまとまれればいいと思うんですけどね。