<日立>南アで火力発電所受注 「黒人の職業教育」条件に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071117-00000096-mai-bus_all

 【ヨハネスブルク白戸圭一】日立製作所南アフリカで受注したアフリカ最大の発電所契約が注目を集めている。南アの国営電力会社エスコムは、受注に「黒人の職業教育を支援すること」という「社会貢献」の条件を課した。日立は「南ア社会の底上げは、中長期的には自社のメリットにもなる」と受け入れ、13日に契約が調印された。

 建設されるのは南ア北部のメデュピ石炭火力発電所。08年着工、15年完成予定で、出力480万キロワットの発電所になる。日立はボイラー6基を約3200億円で受注した。

 アパルトヘイト(人種隔離)時代に黒人が教育機会を奪われた南アでは、熟練労働者不足が深刻エスコム社は受注希望社に
(1)黒人の職業教育
(2)契約金額の6割以上について現地企業から部品などを調達
−−を要求。「教育は政府の仕事」と尻込みする企業もあったが、日立は黒人660人の溶接などの職業訓練の負担を約束した。

 南アは経済成長で電力需要が増大し、発電所建設が続々と予定されている。日立製作所の東原敏昭・執行役常務は「南アは有望な市場。教育した人々は南アの成長に貢献し、ビジネスチャンスを拡大してくれる」と話している。

なかなかすごい話ですが、火力発電なんですね。つい先日こういう↓記事があったので、

<甘利経産相>南アでの原発建設の支持表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071116-00000148-mai-bus_all

 【プレトリア南アフリカ)白戸圭一】甘利明経済産業相は16日、訪問先の南アで、ソンジカ鉱業・エネルギー相と会談し、日本が南アの二酸化炭素(CO2)排出量削減に協力することで一致した。

 甘利経産相は、CO2を排出しない原子力発電所の南アでの建設を支持することを表明。南アが進める軽水炉や、新型高温ガス炉の新設プロジェクトに日本企業が参入できる環境を整備することで合意した。また、省エネルギーの推進でも両国が協力することを確認した。

最初原発かと思って読んでましたが。CO2大丈夫なんですかね。

追記:C02は削減されるようですね。
南アフリカ共和国
石炭火力発電プラント用ボイラー設備6基を約3,200億円で受注

http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2007/11/1113c.html