ムシャラフ大統領、非常事態解除で「核が誤った手に」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071117-00000211-yom-int

 【ロンドン=森千春パキスタンムシャラフ大統領は、17日放送された英BBCラジオのインタビューで、1月実施予定の下院選で政治的混乱が起きた場合、同国保有の核兵器が「誤った手」に落ちる危険性があると主張、非常事態宣言下での選挙を正当化した。

 大統領は「選挙が誤った環境の中で行われれば、混乱を引き起こしかねない」と述べ、非常事態宣言を解除すれば不測の事態が起きる恐れがあると警告。さらに「軍がある限り、核兵器は無事だ」として、現在、自身が陸軍参謀長を務める軍の重要性を誇示した。

 また、非常事態宣言の解除を求めているブット元首相について大統領は「元首相は人気がなく、自分の政党が勝利する見込みがないので選挙を望んでいない」との見解を述べた。

陸軍参謀長をやめろと圧力がかかってましたが、核兵器を盾に自分の強権を正当化してきましたか。しかしこれを先読みしていたのか、
核兵器の管理、現状で懸念ない=パキスタン政治危機で米統参議長
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071116/1195246281
という記事もありました。どちらが言うことがより信用できるか分かりませんが。