<CIA身元漏えい>元側近が暴露本、大統領らの関与明かす
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071122-00000076-mai-int
【ワシントン和田浩明】ブッシュ米大統領の報道官だったスコット・マクレラン氏(39)が来春出版予定の著書で、中央情報局(CIA)工作員身元漏えい事件に「大統領側近はかかわっていない」と事実と異なる説明をしたのはブッシュ氏やチェイニー副大統領らの関与によるものだと指摘していることが分かった。
漏えい事件は米メディアが03年7月、CIA工作員だったバレリー・プレームさんの身元を暴露して発生。当時、マクレラン氏は記者会見で、漏えい源と目されたカール・ローブ前大統領次席補佐官とルイス・リビー前副大統領首席補佐官の関与を否定していた。
しかし、新著の出版元パブリック・アフェアーズ社(ニューヨーク)がウェブサイトに掲載した本の抜粋によると、マクレラン氏は「偽の情報を知らずに(報道陣に)渡してしまった」と弁明。ブッシュ氏、チェイニー氏ら「5人の政府高官の関与があった」と明かしている。マクレラン氏は昨年辞任した。
大統領の元側近による「暴露」にホワイトハウスは「大統領が意図的にウソを言うよう指示をすることはない」と反論。一方、野党民主党からは「深刻な問題であり、司法省は捜査すべきだ」との声が上がっている。
漏えい事件の背景には、03年3月に始まったイラク戦争をめぐり、主戦論で固まっていたブッシュ政権が「大量破壊兵器の脅威を誇張した」との批判がある。バレリーさんの夫のジョー・ウィルソン元駐ガボン米大使は批判陣営の急先鋒(せんぽう)の一人で、「暴露は(ブッシュ政権による)報復だった」と主張している。
CIA工作員の身分の意図的暴露は違法行為にあたるため司法省が捜査に乗り出し、リビー前補佐官は今年3月に偽証罪などで有罪判決を受けたが、漏えい罪では無罪とされた。
前から色々言われてますが、なかなか火が消えませんね。
リビーで検索するといくつかエントリ引っかかります↓。
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/searchdiary?word=%a5%ea%a5%d3%a1%bc