【フランス】GdF、「サウスストリーム」に参画も

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080211-00000014-nna-int

 フランス・ガス公社(GdF)がロシア産天然ガス黒海経由で欧州に運ぶガスパイプライン「サウスストリーム」の建設プロジェクトへの参加を視野に入れている。関係筋がこのほど明らかにした。

 カスピ海周辺諸国で産出された天然ガスをトルコから欧州に運ぶ「ナブッコ(Nabucco)」パイプライン計画への参画が難航していることが背景にある。ただ、まだあきらめたわけではないようだ。

 同社の参画をめぐっては、仏議会がトルコによるアルメニア人虐殺の否定を国内で禁じる法案を可決したため、交渉がいったん頓挫。最近になって再び協議に入ったが、トルコが難色を示しているとされる。

 先週には独エネルギー2位RWEの「ナブッコ」参画が正式に決まり、コンソーシアムのメンバーはオーストリアのOMV、ハンガリーのMOL、ルーマニアのトランスガス、ブルガリアのブルガルガス(Bulgargaz)、トルコのボタス(Botas)と合わせて6社となった。各社は等しく16.67%の権益を握る。なおガス輸送開始は当初予定されていた2011年から2013年にずれ込む見通し。

しかしEUナブッコ(ナブコ)、ロシアがサウスストリームと思っていましたが、だんだん複雑になってきましたね。

今日の覚書、集めてみましたさんも

EU後援パイプライン、ロシアのガスに開放
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/8d3fd4dd0daada3f650ea690f0549a80

と書いてらっしゃいました。

僕が以前書いたものは
セルビア>エネルギー協力でロシアと合意
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080129/1201560113
からたどれます。