ホルタ氏襲撃主導のアルフレド少佐葬儀に市民千数百人
http://www.asahi.com/international/update/0214/TKY200802140301.html
2008年02月14日20時00分
東ティモールのラモス・ホルタ大統領を襲撃した武装集団のリーダーで、銃撃戦で射殺されたアルフレド少佐らの葬儀が14日、ディリ市内で営まれた。警察官らが見守る中、千数百人の市民が集まって祈りをささげた。ラモス・ホルタ大統領を襲撃した武装集団のリーダー、アルフレド少佐の葬儀に参列し、祈りをささげる市民=ディリで
アルフレド少佐は06年、西部の出身者が国軍で差別的な待遇を受けていると訴え、武力で騒乱を激化させた首謀者。ただ、当時の与党・東ティモール独立革命戦線(フレティリン)のアルカティリ首相を辞任に追い込んだとして一部の国民から英雄視されている。
この日、遺体が安置されたアルフレド少佐の親類の家には早朝からひっきりなしに市民が訪問。午後の葬儀では家の前の通りが埋まり、ひつぎにすがりつく人もいた。
国家警察は現在、国連警察や国際治安部隊の支援を受けながら、逃亡中の犯行グループを追跡している。
一方、AFP通信などによると、オーストラリアのラッド首相は15日、ディリを訪問してグスマオ首相と会談し、治安の安定化に向けた支援などについて議論する。
やっぱり犯人側にも支持者がいるんですね。丸く収まってくれればいいんですが。