インド閣僚が訪中を中止、チベット情勢の高圧姿勢に対抗か

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080327-00000047-yom-int

 【ニューデリー=永田和男】インドのナート商工相は27日、4月1日から予定していた中国訪問を中止したと明らかにした。

 チベット自治区などで起きた暴動を受け、中国政府が、チベット亡命政府を受け入れるインドに対し高圧的姿勢を強めたことへの報復との見方が広がっている。

 対中関係改善に腐心するインド政府は、国内の亡命チベット人の反中国活動取り締まりを強めていたが、21日にニューデリーの中国大使館敷地内にデモ隊が侵入する事件が発生。これに対し、中国政府は在北京インド大使を翌日午前2時に呼び出して抗議。その後、中国側が4月中旬にインドで予定される北京五輪聖火リレー中止を検討しているとの報道も出て、26日には最大野党インド人民党首脳がチベット問題での対中宥和政策は屈辱的」と政府を突き上げる声明を発表していた。

インドのチベット政策というと、
インド警察、北京五輪反対のチベット難民100人を逮捕
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080314/1205455130
あたりしか取り上げてませんが、インドもチベット難民に強硬一辺倒になるわけにもいかず難しいんだと思います。