「人権ない」と訴えた僧侶、拘束か=抗議発生の寺院―チベット亡命政府

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080416-00000178-jij-int

 【北京16日時事】インド北部ダラムサラに拠点を置くチベット亡命政府は16日、中国甘粛省夏河県のラプラン寺で200人以上の僧侶が当局に身柄を拘束され、このうち3人は9日に取材に訪れた外国報道陣に「チベットには人権がない」などと訴えた僧侶とみられると伝えた。

 亡命政府のウェブサイトによると、僧侶らは14日夜から15日朝にかけて拘束された。ただ、直訴に関与したとみられる僧侶3人を除き、全員釈放されたという。

 同寺では3月、チベット仏教僧らによる抗議行動が起きた。中国政府は情勢安定をアピールする狙いで外国報道陣に取材をアレンジしたが、思わぬハプニングが発生。地元政府などは「誰かがやらせたことだと思う。国の法律に基づいて処理される」と説明していた。

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まず最初に
これが決定版?チベット僧海外メディアに直訴
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080328/1206721567
で、書いた3/27ジョカン寺の直訴があったわけですよね。このとき、『ここら辺の事が真実だと言う事をどう証明するかが問題だと思いますが。逮捕されてしまうと言う事だけは真実かも…』と書きましたが、その後直訴した人たちの罪は問わないみたいな発表があったような気がしますが、見つからないので、記憶違いかもしれません。

しかし事実
チベットは「重大な人権問題」=北京大で講演−豪首相
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080410/1207779696

チベットに人権なし」と直訴=甘粛でも僧侶が報道陣に
は、4/9の甘粛夏河県のラプラン寺で、今回こちらが拘束されたと言う事だと思うので、あながち記憶違いじゃないのかも。後で探せれば探して見ます。今のところ亡命政府の発表しかないみたいですから、他のソースも探したいし。それにしても、
2008/03
ラサ暴動、ダライ・ラマ14世が「中立的な国際調査団」要望
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080329-00000039-yom-int

 【ニューデリー=永田和男】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は29日、ニューデリーで記者会見し、中国政府が、大規模暴動が起きたチベット自治区ラサに外国メディアなどの取材団や外交団を受け入れたことについて、「良い方向への一歩だ」と一定の評価を示した。ただ、活動がラサに限られたことなどを指摘し、「中立的な国際調査団の早期派遣」の必要性を改めて訴えた。

 ダライ・ラマはまた、ラサのジョカン寺(大昭寺)でチベット僧侶数十人が取材団に対し、「当局者を信じないで」などと涙ながらに訴えた事件を挙げ、「真実を語ろうとするチベット人の安全が保障されなければ、視察の意味はない」と中国当局の対応を批判した。

 欧州連合(EU)で、北京五輪開会式のボイコットが議論されていることについては、「それぞれの国次第だ。私から何かを言う問題ではない」と述べた。さらに、ブッシュ米大統領らが中国に対し、ダライ・ラマとの対話に応じるよう求めていることを踏まえ、対話実現に各国の一層の後押しを求めた。

 ダライ・ラマは記者会見に先立ち、ニューデリー市内のガンジー記念館を訪れ、ヒンズー、シーク、イスラム教の指導者らとともに、今回の暴動の犠牲者に祈りをささげた。

はもっともだと思います。