ダライ・ラマ、中国との接触「前向きな兆しはない」

http://www.asahi.com/international/update/0419/TKY200804190155.html

 訪米中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は18日、チベット騒乱直後に中国政府に「私的チャンネル」を通じて書簡を送ったが、その後、「前向きな兆しはない」と語った。AP通信が伝えた。

 ダライ・ラマミシガン州アナーバーで記者会見し、「純粋に非暴力であれば抗議活動は正しいことだ」などと述べ、中国に対する抗議自体には理解を示しつつ、暴徒化しないよう呼びかけた。(ワシントン)

やっぱり中国はチベット自治権与えるのに前向きじゃないんでしょうね。

日本が言っても聞かないくらいですしね。
チベット問題聞く耳なし、中国外相激しい批判に終始
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080419-00000004-yom-pol
記事は読売新聞から
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080419-OYT1T00137.htm

 来日中の楊潔チ(ようけつち)中国外相は18日、福田首相与野党幹部らとの一連の会談で、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世側への激しい批判を繰り返し、日本側の対話呼びかけにはほとんど耳を貸さなかった。(「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり)

 楊外相は民主党の小沢代表らとの会談で、「人権問題で中国は批判を受けているが、人権問題を起こしているのはダライ・ラマ側だ。中国国民の命や人権を守るため、治安を強化する必要がある」と強調。自民党の伊吹幹事長との会談では、「西側メディアは、明らかに(中国政府に不利なことを)選んで報道している」と、報道にも批判の矛先を向けた。

 楊外相は17日の日中外相会談で、「アジアで中国に何か言っているのは、日本だけだ」とも述べており、自民党内では「胡錦濤国家主席来日の地ならしで来日したはずだが、逆効果だ」と反発する声も出ている。
(2008年4月19日01時36分 読売新聞)

まぁ中国に唯一もの言える国として頑張って欲しいですけどね。