兵士ら100人への死刑判決、タリバンが国際社会に助命嘆願

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080421-OYT1T00693.htm

 【イスラマバード=佐藤昌宏】アフガニスタン最高裁判所が今月16日、同国の旧支配勢力タリバンの兵士を含む約100人の刑事被告人に死刑判決を出したことを巡り、タリバンがホームページで囚人らの助命を国際社会に嘆願している。

 最高裁によると、死刑囚は殺人や強姦(ごうかん)、誘拐などの重大犯罪を犯したという。

 タリバンがホームページで発表した声明では、死刑判決を受けた8割がタリバン兵とし、「国連、欧州連合(EU)、国際赤十字、人権団体に対し、無実の囚人らを殺害するという野蛮な行為を中止させるため、迅速な行動を求める」としている。タリバンは1996〜2001年の支配期、首都カブールの陸上競技場などで公開処刑を実施していた

 一方、国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」も、タリバンとは別に、「アフガンでは公正な裁判が行われていない」などとして、カルザイ大統領に死刑執行命令に署名しないよう求める声明を出した。
(2008年4月21日22時11分 読売新聞)

タリバンが何をしてようが、公正に裁判するべきだと思いますが、イラクの方でもそういうのって無理そうですね。