イラク、英・NATO軍などの駐留継続法案を否決

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081221-00000625-reu-int

 12月20日、イラク連邦議会は、英・NATO軍などの駐留継続法案を否決。写真は9月、バグダッド市内をパトロールする英国軍(2008年 ロイター/Atef Hassan)

 [バグダッド 20日 ロイター] イラク連邦議会は20日、国連決議で今年末までとなっている英国やオーストラリアなどの部隊の駐留について、来年1月以降も可能にするための法案を反対多数で否決した。

 イラク政府は既に、米国との間で3年間の駐留継続を定めた地位協定を締結しているが、議会は英国などについても、国内法でなく同様の協定を結ぶべきだとしていた。

 同法案は、英国など5カ国のほか北大西洋条約機構NATO)部隊の駐留継続を目的としていた。

英国など5カ国はたぶんこれ↓でしょうね
イラク国民議会、英軍などの駐留継続法案を否決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081221-00000002-cnn-int

バグダッド(CNN) イラク国民議会は20日、国連が定めた12月31日の期限切れ後も英国などの部隊駐留継続を認める法案について採決を行い、紛糾の末に否決した。

同法案をめぐっては、委員会を通過していないなどの理由で議員から反対の声が上がった。法案は閣議で修正された後、議会に再提案される見通し。

イラクでは英国が南部の都市バスラ近郊に約4000人と米国に次ぐ規模の部隊を展開しているほか、イラク駐留多国籍軍のウェブサイトによれば、アルバニア、オーストラリア、エルサルバドルエストニアルーマニアの5カ国が計約2000人を駐留させている。

英ブラウン首相は17日に発表したイラクのマリキ首相との共同声明で、2009年5月にイラク撤退を開始すると表明した。

なお、イラク政府との間で先月地位協定を結んだ米国は、今回の法案の対象にはならない。

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この委員会というのが何か分からないんですけどね。

米国がイラクに駐留するために地位協定結んだ話は、こちら↓
地位協定で米が修正回答=「最終案」と大使館−イラク
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20081109/1226246546
に書きました。