<スイス>EU新規国からの外国人労働者受け入れ賛成59%

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090209-00000035-mai-int

 【ジュネーブ澤田克己】欧州連合(EU)新規加盟2カ国からの外国人労働者受け入れの是非を問うスイスの国民投票は8日、投開票され、受け入れ賛成が59.6%を占めた。反対は40.4%だった。雇用不安よりも、EUとの良好な関係維持が重視された形だ。

 投票にかけられたのは、06年までのEU加盟25カ国に認めている「人の移動の自由」を、07年に加盟したルーマニアブルガリアにも適用拡大するかどうかの是非。政府や経済界は、国民投票で拒否された場合、EUとの関係全般に悪影響が出ると懸念していた。

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この続報ですね。
EU加盟国の出入国での旅券不要制度、スイスへの適用で合意
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200811280015.html

ブリュッセル――欧州連合(EU)の内相会議は27日、27加盟国間で実施する出入国の際の旅券不要の制度をスイスにも適用することで合意したと発表した。スイスはEU加盟国ではないが、警備条件などで問題がないと判断した。

陸路では今年12月12日から、空港では来年3月29日から旅券提示が必要でなくなる。

ただ、スイスでは来年2月、EU加盟国の国民にスイスでの自由な居住や労働の権利を与える問題で国民投票が予定され、否決された場合、旅券不要の制度からスイスを除外することになる。

やっぱり今の時代には、よその国と協調関係を築いていかないと、いつどこで金融危機の直撃を食らうかもしれないという気持ちが働いたんでしょうか。スイスというと金持ちへの税制優遇などで金持ちが多いという印象でしたが。