動乱50年で平穏アピール=中国政府がチベット取材ツアー

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090210-00000222-jij-int

 【北京10日時事】昨年3月に大規模暴動が起きた中国チベット自治区ラサに10日、一部外国記者が入った。中国政府が手配した取材ツアーで、3月10日のチベット動乱50周年という「敏感な記念日」を前に、自治区の「平穏」をアピールする狙いがありそうだ。

 今回の取材は13日までで、欧米やアジアのメディア8社が参加。外国人記者のチベット取材規制が続く中、中国側は、動乱鎮圧後の共産党政権による「民主改革の成果」を伝える取材日程をセットしたとみられる。

 初日の10日は、ラサ中心部のチベット仏教寺院、ジョカン(大昭)寺を訪問。昨年の暴動後の取材ツアーで外国メディアに当局の弾圧を直訴した僧侶が取材に応じ、「ほかの僧侶に唆されてやっただけ」と説明、態度が一変していた。

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去年の直訴といえば、
これが決定版?チベット僧海外メディアに直訴
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20080328/1206721567
ですね。唆されてやったなら唆した人はどうなったんだという疑問が残りますが。