「人権軽視なら銅像返さない」=中国の要求にクギ−仏所有者

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090221-00000015-jij-int

 【パリ20日時事】パリで25日に競売に掛けられるブロンズ像2体が、北京の庭園から略奪されたものだとして、中国政府が返還を求めている問題で、フランス人の所有者は20日、「無条件では渡さない。中国が人権を認めるつもりなら提供の用意がある」と述べ、人権を軽視する国には返還しないとクギを刺した。

 競売されるのは北京の「円明園」から清朝時代に英仏軍が持ち出したとされるウサギとネズミの頭部の像。所有者でデザイナーの故イブ・サンローラン氏のパートナーだったピエール・ベルジェ氏(78)は仏メディアに「中国が考えているのと違って、無条件で渡す気はない」と話した。 

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一個人が中国に対して人権を求めるという事がどういう結果になるのか分かりませんが、この場合はどっちもどっちのような気もしますが。