イラン、核燃料の在庫が増加=IAEA報告

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090220-00000933-reu-int


 [ウィーン 19日 ロイター] 国際原子力機関IAEA)は19日、イランのウラン濃縮プログラムに関する報告書を発表し、遠心分離器の増設ペースは鈍化しているものの、核燃料の在庫は増加していると述べた。

 報告によると、昨年11月にイランが保有していたウラン濃縮用の遠心分離器は3800基。その後増設されたのは136基にとどまった。

 あるIAEA高官は「遠心分離器の設置・稼動のペースは昨年8月から著しく鈍化したと考えられる」と述べた。

 しかし、昨年8月時点で480キロだった低濃縮ウランの在庫は、昨年11月には630キロ、現在は1010キロに増加している。これは、遠心分離器の稼働率が高まり、障害が減少していることを示すとみられている。

 米国務省スポークスマンは、ワシントンで記者団に「この報告により、(イランが)国際的な懸念に答える機会がまた失われたとわれわれは考えている」と語った。

グラフは自作しましたが、これで稼働率が高まりといわれてもなんだかなぁという感じです。あと兵器用の高濃縮でなければ関係ないような気がするんですが。

追記:
イラン、核製造能力まで2〜5年=解決に「十分な時間」−IAEA事務局長
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090202/1233588050
というのもありました。