水産庁評価「捕鯨交渉にもいい影響」 シー・シェパード捜索で

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090221-00000555-san-bus_all


調査船第3勇新丸に喰いこんだシーシェパード船の船首からロープ付き大型フックを投入して乗込みを試みるシーシェパード活動家(日本鯨類研究所提供)(写真:産経新聞

 シー・シェパード(SS)の抗議船捜索の報せを受けた水産庁幹部は、これまで暴力的な捕鯨妨害に甘い対応をとってきた反捕鯨国・オーストラリアが厳しい姿勢に転じたとして「対応を評価したい」と話した。

 捜索について、水産庁は、在豪日本大使館を通じて、オーストラリア政府から連絡を受けた。ただ、詳しい容疑や捜査方針については情報が入らず、幹部は「これで捕鯨妨害が止まるかは分からない。犯罪行為をしたSS活動家の身柄が拘束されたわけでもないし、今後も厳しい対応を期待したい」と話した。

 SS抗議船は活動拠点がオーストラリアにあるなど、日本の捜査権が及ばないため、これまで日本側も妨害抑止策を講じきれなかった。オーストラリアに厳しい対応を求めても、活動家を釈放するなど甘い対応をとるばかりで、日本側は不信感を募らせていた。

 今回の捜索は、国際捕鯨委員会(IWC)で行われている商業捕鯨再開と調査捕鯨制限をめぐる交渉とは直接は関係ないが、水産庁幹部は「不信感が薄れたことで、交渉が進めやすくなるのでは」と話した。

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ソマリアの海賊よりこっちを先にやればいいのに…というのは置いといて、
日本の沿岸捕鯨容認=IWCが議長提案
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20090203/1233616702
でも取り上げたんですが、シーシェパードは、

オーストラリアかニュージーランドの政府が日本の調査捕鯨を国際裁判所に提訴すれば、抗議活動をやめる用意があるとの声明を発表した。

 ただ声明では、提訴されない場合や、日本側が裁判に現れなかったり、判決に従わない場合は、「はるかに攻撃的な方法」で抗議活動を再開するとしている。

なんですよね。どうするんでしょうか。