新日石など、イラク油田に共同で入札へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090226-00000049-san-bus_all

 新日本石油国際石油開発帝石日揮の3社は25日、イラクが37年ぶりに外資企業に開放する油田権益の取得に向けて、入札に共同で参画することを明らかにした。新日石の渡文明会長らイラクを訪れている3社首脳が同日、イラクのマリキ首相と会談。マリキ首相はイラク北部のキルクーク油田などの入札に対し、応札を要請した。

 イラクが開放を予定しているのは、原油生産量が日量100万バレルのルメイラ、同30万バレルのキルクーク西クルナなど6カ所の油田権益。昨年10月の事前審査で外資35社に入札資格が与えられ、日本勢では新日石国際石油開発帝石石油資源開発三菱商事の4社が入札資格を獲得した。日揮は今回の入札では油田開発のための建設事業者として参加する。イラク政府は3月に行う最終入札で落札企業を決め、5月までに開発契約を結ぶ。

 イラク原油確認埋蔵量は1150億バレルで世界3位の規模を誇る。油田権益を取得できれば、海外に原油の約9割を依存する日本のエネルギー安全保障に貢献することになる。

各油田の位置は
新たな段階に入ったイラク石油開発(pdf)
http://oilgas-info.jogmec.go.jp/pdf/2/2085/0808_01_inohara_iraq-oildevelopment.pdf
で、確認できます。

しかしキルクークには帰属問題を問う住民選挙が行われていないという難点があります。それについては
イラク>シェルと天然ガス共同開発 メジャーと初契約
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20081001/1222874842