将校40人の遺体発見、バングラデシュ国境警備隊本部の反乱

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090227-00000024-cnn-int

(CNN) バングラデシュの首都ダッカ国境警備隊(BDR)本部で25日起きた、兵士の反乱事件で、同国陸軍の捜査当局は27日、本部内にある死体安置所裏で少なくとも将校40人の遺体が見付かったと述べた。130人以上の将校が本部内で行方不明になっているとしていた。

死亡者の正確な数字は突き止められていないが、確認された死亡者数はこれで計62人となった。反乱兵士に殺害された将校が大多数とみられる。

射殺されて、下水道に投げ込まれ、遺体が本部から数キロ離れた川で発見された例もある。ダッカの水道当局は、本部に通じる下水道網を増水させ、とどまっているとみられる遺体を流すことを検討している。反乱による銃撃戦が起きた際、本部内には将校168人、兵士約1万1000人がいた。

事件は26日、反乱軍兵士が武器を放棄し、終息した。この後、兵舎から脱走していた約150人が逮捕されている。投降した兵士にハシナ首相は大赦を約束している。

反乱は下級位の兵士中心に給与や食料などの待遇改善を求めて起き、要求を退けてきた上官を人質に取ったり、殺害していた。報酬が良い国連和平維持軍への参加の機会がないことに不満も高まっていたという。

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しかしこれで、投降した兵士に大赦を約束してるんですね。

バングラデシュ去年々末に選挙があったりしましたが、
兵士に与える食料がよくないと反乱が起きるのは、ポチョムキンの頃からかわりませんね。