北朝鮮の新型中距離弾道ミサイル、実戦配備確認 韓国

http://www.asahi.com/international/update/0223/TKY200902230304.html

2009年2月23日20時52分

 【ソウル=箱田哲也】韓国国防省は23日、08年版国防白書を発行し、北朝鮮が射程3千キロ以上の新型中距離弾道ミサイル(IRBM)を最近、実戦配備したと明記。韓国政府として初めて実戦配備を確認した。IRBMはグアムを射程に収める

 IRBMについて、国防省当局者は「ロシアで使われていた装備だろう」と話した。旧ソ連軍が実用化した潜水艦発射式弾道ミサイル「SSN6」を陸上発射型に改良した「ムスダン」と見られる。このミサイルは07年4月に平壌であった軍事パレードで公開された

 一方、発射準備の兆候が見られる長距離ミサイルについて白書は、射程6700キロ以上の「テポドン2」を開発しているとし、98年8月に発射した「テポドン1」、06年7月の「テポドン2」はいずれも失敗だったとしつつ、テポドン2は推進エンジンの追加などでさらに射程を延ばすと判断される」とした。

 白書はまた、北朝鮮が最近、戦争勃発(ぼっぱつ)時の奇襲効果を高めるため部隊の構造を再編したと指摘国防省当局者によると、イラク戦争などを教訓に、弱点を補強するため特殊部隊を6万人程度増やしたという。

 日韓がともに領有権を主張する竹島(韓国名・独島)に関しては、06年版白書で韓国の「管轄海域」としていた部分の表現を「領土」に変えた

 韓国の国防白書は隔年発行で、昨年2月に発足した李明博(イ・ミョンバク)政権では初めて。かつては白書で北朝鮮を「主敵」と表現してきたが、盧武鉉ノ・ムヒョン)前政権時代の04年版から削られた。08年版でも「主敵」とすることは見送ったが、「直接の軍事脅威」とした

テポドン2にかんしては、射程6700キロ以上と言うことですが、
RE:SUKIさん
テポドン2 目的は何か
http://ameblo.jp/sukinakoto/entry-10204920380.html
では、

飛距離は、3,750kmから最大15,000kmと長距離型と見られています。

ということでサンフランシスコ、ニューヨーク、モスクワ、フランス中心部などに届くと言うことが図説されてます。どのくらいの命中精度なのか、分かりませんが。