露戦略爆撃機、キューバ基地使用も+ベネズエラ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090314-00000570-san-int

 【モスクワ=佐藤貴生】ロシア空軍幹部は、ロシアの戦略爆撃機キューバ国内の空港施設を拠点とする可能性があるとの見通しを明かした。インタファクス通信が14日伝えた。

 同幹部によると、キューバにはこうした戦略爆撃機が離着陸可能な長さ4000メートルの滑走路を持つ空港が複数あるキューバラウル・カストロ国家評議会議長は1月、国家元首として約25年ぶりに訪露、ソ連崩壊後冷え込んだ関係の改善をアピールしていた。

 この幹部は、ベネズエラチャベス大統領から、同国内の空港をロシアの戦略爆撃機の拠点として提供する用意があると打診されていると述べた。

 ロシアはここ数年、反米色の強い中南米諸国との軍事協力強化に乗り出しており、発足後間もないオバマ米政権を牽制した発言とみられる。

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ベネズエラ単体で扱ってる記事だと
ベネズエラ、ロシアに戦略爆撃機の拠点提供を提案
http://www.asahi.com/international/update/0314/TKY200903140230.html

2009年3月14日22時32分

 【モスクワ=星井麻紀】ロシア空軍高官は14日、南米ベネズエラチャベス大統領から、同国の島をロシア空軍長距離戦略爆撃機の臨時拠点として使用する提案を受けていると明らかにした。インタファクス通信などが伝えた。同高官はキューバをロシア軍の拠点として利用する可能性にも触れ、「両国首脳の意思があれば可能」とした

 ロシアは米国が欧州に計画しているミサイル防衛システムに反発しており、来月1日にロンドンで開かれるオバマ政権になって初の米ロ首脳会談を前に、米国側を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。

アメリカの東欧MDに対抗するための戦略でしょうか。